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「のぼうの城」を読む

 こんにちは。すなやまです。

 読書が好きで、電車の中や寝る前は本が欠かせません。といっても読むものについてはあんまりこだわりがなく、基本的には本屋の文庫や新書コーナーで平積みになっているものを適当に買うか、たまに古本屋でまだ読んでいない山田風太郎の忍法帖シリーズを見つけたときに買うくらいですが。

 最近は「のぼうの城」(著 和田竜)という時代小説を読みました。単行本のときから気になっていたのですが、野村萬斎さん主演で映画化されるそうで、目立つところに平積みされていたので買って読みました。

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 時は戦国時代、天下統一を目指し豊臣秀吉が関東征伐のため北条家とその配下にあるお城に攻め入ろうとする中、武州・忍城(おしじょう、現在の埼玉県行田市)は「のぼう様(でくのぼうの略)」と農民からも馬鹿にされるようなのんびり者の城代が、たった500人の軍勢で石田光成率いる2万の大軍を返り討ちにした、というお話。

 圧倒的少数で戦う忍城軍に、ついつい我が社民党と福島みずほ党首を重ねてしまいました。

 のぼう様こと成田長親が、他の家臣たちに反対されながらも戦を決意するシーンのせりふが心に残りました。

 「武ある者が武なきものを足蹴(あしげ)にし、才ある者が才なき者の鼻面(はなづら)をいいように引き回す。これが人の世か。ならばわしはいやじゃ。わしだけはいやじゃ。」

 なんだか今の社会に通ずるものがあるように感じます。大企業やお金持ちばかりが得をし益々富を得る一方、弱者が声も出せずに切り捨てられてゆく政治。どんなに厳しい状況にあっても、批判を受けても、変えていきたいという信念を持って、まわりの仲間を信じて闘っていくことの大切さ。

 などなど。

 あんまりストーリーについて詳しく記すとあれですが、個人的な好みで言えば、主人公の心情や動機が深く描写されていなくて物足りないと思うところもありました。野村萬斎さんは好きなので、映画は観てみたいと思います。


 
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